こんにちは、宣伝チームリーダーの塙です。
私はフリーランスの栄養士として、おもに市町村事業に関わっています。市町村の事業ではどういうことをしているのか? 管理栄養士・栄養士の仕事の一つとして知ってほしいと考えています。そこで、今、私が担当している高齢者のフレイル予防としての「一体的事業」についてお話します。
一体的事業って?
と、聞いたことがない方は❓❓ではないでしょうか。
これは厚生労働省が掲げる健康寿命の延伸に向けた取り組みの一つで、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」ということで、介護予防(フレイル予防も含む)と生活習慣病などの疾病予防・重症化予防を一体的に実施するというものです。
ここまで書いても❓❓かも知れませんので、もっとよく知りたいという方は、下のリンクを参照ください。
高齢者の保険事業について
高齢者の保健事業と介護予防の 一体的な実施に向けて
では実際にはどういう仕事をしているのかと言うと・・・
まず、事業にはがポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチがあります。
ポピュレーションアプローチの方は、地域包括支援センターとの協力しながら事業を進めていきます。運動教室やサークルなど高齢者の通いの場に出向いて、握力や体重の測定をして食事面を重点をおいてフレイル予防のお話をします。
この場合、いつもの時間を削るわけにはいかないので、教室の前後の約30分で設定しています。参加してくださる方に短時間で必要なお話をします(話力を磨いておかないと、、)
今年度は22か所を2回ずつの予定で、6月から始まる予定です。
一方、ハイリスクアプローチは成人保険事業を担当する課との事業になります。KDB(国保データベース)システムからフレイルの対象者を抽出し、個別に訪問や電話で支援をしていきます。
抽出はBMIや体重減少などが指標とされています。現在、茨城県内では6~7市町村が事業を進めていますが、対象者の抽出する項目や数値、評価については市町村によって個別に決めています。これから担当課より対象者が抽出されるので、それをもとに7月から具体的なお仕事が開始する予定です。
今後、実際にお仕事が始まったら、またその様子もお知らせしますね!
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。感想や質問はお問い合わせフォームをご活用ください。
塙